セキュリティ
NECとALSOK、指紋と指静脈を同時に読み取る高精度な生体認証装置「非接触型指ハイブリッドスキャナ」の販売を開始
NECとALSOKは1月30日、NEC製の指紋認証と指静脈認証を同時に行う生体認証装置「非接触型指ハイブリッドスキャナ HS100-10」の販売を、2月1日に開始すると発表した。
従来の指紋認証製品では指の乾燥や多汗など、認証時の指の状態によって指紋の読み取りに失敗し、本人認証ができないことが課題となっていた。本製品では、「指紋」と「指静脈」を同時に読み取って認証を行う技術を採用することで、高い認証精度と指の状態を選ばない確実な認証を両立し、利便性と安全性の両方を向上させているという。
ALSOKは、顧客の情報を守る情報警備事業を展開しており、情報漏えい監視サービス商品として「PC監視」と「ネットワーク監視」を提供している。これらのサービスと、PCのなりすまし利用のリスクを低減する本商品を組み合わせて使用することで、より確実にPCの使用を管理できる。
販売価格は20,412円(税込、ソフトウェア1ライセンス、インストールCD1枚含む)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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