オープンソース

「PostgreSQL 9.1」リリース

PostgreSQLグローバル開発グループは9月12日(現地時間)、PostgreSQLの最新バージョン「PostgreSQL 9.1」のリリースを発表した。

PostgreSQL 9.1では、テーブルタイプとして「UNLOGGED」が追加。UNLOGGEDに指定されたテーブルはトランザクションログを記録しない代わりに、I/Oオーバーヘッドが減少し、処理速度が約10倍速くなるという。このタイプは、信頼性よりも速度を重視するWebセッションデータやリアルタイムログなどに適している。また、外部のデータベースに接続してデータを問い合わせる「外部データラッパー」などいくつかの新しい機能も追加されている。

対応OSは、FreeBSD、Linux、Mac OS X、Solaris、Windows。PostgreSQL 9.1は、Webサイトより無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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