オープンソース

「CentOS 6.0」リリース

The CentOS development teamは7月10日(UTC)、CentOSの最新版「CentOS 6.0」の正式リリースを発表した。

CentOSは、RedHatが公開したソースコードを元に、同社の商標・商用パッケージを除いてビルドし直したLinuxディストリビューション。 今回リリースされたCentOS 6.0は、Red Hat Enterprise Linux 6.0をベースにしている。CentOS 6.0は、Red Hat Enterprise Linux 6系列に対応した初めてのリリースとなる。対応プラットフォームは、i386とx86_64。

CentOS 6.0では、仮想化・拡張性の拡大などの機能強化が行われており、RHEL 6.0と同様、標準の仮想化ハイパーバイザーがXenからKVMになった。その他、RHELからFirefoxやインストーラー、商標関係の表示などが変更になっている。

インストールCDのISOイメージは、ミラーサイトから無償でダウンロード・利用することができる。また、LiveDVDもリリースされる予定だという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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