オープンソース

「Ubuntu 11.04(Natty Narwhal)」リリース

Ubuntu Teamは4月28日(現地時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 11.04 “Natty Narwhal”」をリリースした。

Ubuntuは、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「10.10」から6ヶ月経過してのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。

今回のリリースでは、「Netbook Edition」がデスクトップ版と統合されて「Ubuntu」となり、「Ubuntu Server」との2エディションが提供されている。そして、標準のユーザインターフェイスが「Unity」に変更されている。「Unity」は、これまでネットブック向けユーザインターフェイスとして提供されてきたが、今回は標準のインターフェイスとなる。これにより、インターフェイスは従来のGNOMEベースのものから一新されており、ルックアンドフィールも新しくなっている。オフィススイートも、OpenOfficeからLibreOfficeに変更となった。その他にも、多数の新機能搭載、機能改善が施されている。

Ubuntu 11.04のインストールイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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