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サイオス、Linux上でSAPの基幹業務システムの堅牢性を高めるクラスタソフトオプション製品を販売開始

サイオステクノロジーは1月20日、 Linux上にSAP製品で構築された基幹業務システムの堅牢性を高めるクラスターソフトオプション製品、「LifeKeeper for Linux SAP ARK」を開発・販売開始したと発表した。

同社は本オプション製品提供により、Linux上でSAP製品(財務会計/管理会計/物流などERPのほか、CRM、SCMなど)のさらなる堅牢性向上を実現した。これにより、コストを抑えながらミッションクリティカルなシステムの信頼性と安定性をさらに高めることができるとしており、Linuxプラットフォーム上での基幹業務システム適用の推進を図る。

欧米ではすでにLinux上でのSAPの基幹業務システム向け「LifeKeeper ARK」オプション製品が販売されており、大規模システムへの導入など多くの稼働実績がある。今回、国内のユーザーニーズに対応するため、SAPジャパン日本IBMと協力し、推奨構成として最新のソフトウェア環境での動作検証を実施した。検証結果は、企業のシステム担当者向けに技術文書として公開している。検証結果はWebサイト(ホワイトペーパー技術情報)にて公開されている。

サイオスは、今後もSAP ジャパン、日本IBMと連携し、製品の販売拡充を促進する構えだという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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