セキュリティ情報
Firefoxに危険度の高い脆弱性、修正版となる「Firefox 3.5.11/3.6.7」リリース
Mozilla Projectは7月21日、Webブラウザ「Firefox」に、危険度の高い脆弱性が発見されたと公表、脆弱性を修正した「Firefox 3.5.11」および「Firefox 3.6.7」を公開した。
公表された脆弱性はいくつか存在するが、そのうち4件は危険度が「最高」となっている。不正なPNG画像によってリモートコードが実行されてしまう問題など、危険度が高い脆弱性のため、Firefoxのユーザは早急にアップグレードする必要がある。
なお、Firefox 3.0系列およびそれ以前のバージョンは、既にサポートが終了している。そのため、これらのバージョンのユーザは、最新版である「Firefox 3.6.7」への移行が推奨されている。また、Firefox 3.5系列のサポートも8月中に打ち切られる予定であり、該当するバージョンのユーザに対しても「Firefox 3.6.7」へのアップグレードが推奨されている。
(川原 龍人/びぎねっと)