オープンソース

「Ubuntu 24.04 LTS “Noble Numbat”」リリース

Canonicalは4月25日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Ubuntu 24.04 LTS “Noble Numbat”」をリリースした。

「Ubuntu」は、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「23.10」から半年ぶりのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。今回のリリースは「LTS(Long Term Support、長期サポート)版」となっており、5年間サポートが提供される。

「Ubuntu 24.04」は、インストーラに複数の変更が施されているほか、デスクトップ環境も「GNOME 46」をベースにしたものになっている。また、アップストリームの改善のほか、低遅延カーネル機能がデフォルトのカーネルに統合され、カーネル タスクのスケジューリング遅延が減少した。その他にもPython 3.12、Ruby 3.2、PHP 8.3、Go 1.22など、各種パッケージが新しいものに更新されている。

「Ubuntu 24.04」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Noble Numat
Blogによる記事