オープンソース
ターボリナックス、Turbolinux OS製品ユーザ向けに「Qt SDK」の提供を開始
ターボリナックスは6月10日、サーバー及びクライアントOS製品「Turbolinux 11 Server」「Turbolinux Client 2008」のユーザ向けに、クロスプラットフォーム開発環境「Qt SDK」の提供を開始する。
Qt SDKは、Qtの統合開発環境「Qt Creator」やQtライブラリなど、クロスプラットフォームで利用できるアプリケーションの開発と実装・実行(ビルド)に必要な全てのツールをワンパッケージで提供するもの。今回、Qt Development Frameworksの協力により、「Qt」の包括的な開発環境をワンストップで提供する。
「QT SDK」には、有償の「商用版」と、無償の「LGPL(Lesser General Public License)版」があり、同日、LGPL版の提供を開始した。商用版やサポートサービスは近日SRAとの協業により提供する予定。QT SDKは、パッケージ管理システム「Turbo+」「Yum Extender」を使った簡単な操作でインストールできる。
(川原 龍人/びぎねっと)