オープンソース
「Wine 9.0.0」リリース
Wine HQは1月14日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 9.0.0」をリリースした。
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
「Wine 9.0.0」では、実験的に「Wayland」グラフィックドライバが導入されたほか、新しい「WoW64」モードなど新機能の追加、および7000件以上の修正が施されている。
「Wine 9.0.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)