オープンソース

関数型Linuxディストリビューション「NixOS 23.11」リリース

nixos.orgは11月30日(現地時間)、Linuxディストリビューション「NixOS 23.11」をリリースした。

 NixOSは、Nixパッケージマネージャの上に構築され、宣言的にパッケージを扱うLinuxディストリビューション。「Purely Functional(純粋関数型)」であることが特徴になっている。設定やパッケージ管理、システムの自動化などを宣言的に管理することができることが大きな特徴で、他のLinuxシステムやMacOSで使用できるパッケージのセットでもある。

 「NixOS 23.11」は、デスクトップ環境にGNOME 45が利用できるようになったほか、WiFi6 (IEEE 802.11ax) および WPA3-SAE-PK のサポートがパッケージで有効になりhostapd、hostapd モジュールが大幅に修正され、LXDが既存のコンテナのサポートを補完する仮想マシン インスタンスをサポートするようになるなど、複数の新しい要素が採用された。

 「NixOS 23.11」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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