オープンソース
「OpenBSD 4.7」リリース
OpenBSD Projectは5月17日(現地時間)、 UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 4.7」をリリースした。今回のリリースでは、MIPS互換プラットフォームに対応したほか、ファイルシステムの改良、OpenSSH 5.5の採用と修正などが施されている。
OpenBSDは、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectによると、「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」だという。対応プラットフォームは、Alpha、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなどとなっている。
「OpenBSD 4.7」はミラーサイトから自由に入手できるほか、3枚組CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。
(川原 龍人/びぎねっと)