オープンソース

「LibreOffice 7.6 Community」リリース

The Document Foundationは8月21日(現地時間)、「LibreOffice 7.6 Community」をリリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。「Community」は企業を対象としたエディションではないことを表している。

「LibreOffice 7.6 Community」はメジャーアップデートリリースに相当しており、ワープロソフト「Writer」に「ページ番号ウィザード」が搭載されたほか、引用や参考文献の扱いの改善、表計算ソフト「Calc」における数値フォーマットの拡充など、多数の機能強化および安定性の強化が施されている。

「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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