オープンソース
Linux上でWindowsアプリケーションを動作させるソフトウェア「Wine 1.1.43」リリース
Wine HQは4月16日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェアWineの最新版、「Wine 1.1.43」を正式リリースした。
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
Wine 1.1.43では、Direct3Dの扱いが改善されたほか、いくつかの不具合が修正されている。Wine 1.1.43はGPLライセンスの下で公開されており、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースアナウンス(英語)