オープンソース
Oracle、「Java 20」をリリース
Oracleは3月21日(現地時間)、「Java 20」をリリースした。
Oracleは、半年ごとに新しいJavaをリリースしており、今回のリリースはそれに基づいたリリースとなっている。
「Java 20」(Oracle JDK 20)では、レコードパターンとタイプパターンがネストされたことによって、パターンマッチングが強化されデータクエリの構成などが強化された。また、パターン・マッチングをswitchに拡張することで、特定のアクションを伴う複数のパターンに対して式をテストできるようになり、複雑なデータ指向のクエリを簡潔かつセキュアに表現できるようになった。その他にも、スレッド内およびスレッド間で不変データを共有できるようになるなど、複数の機能強化・変更が施されている。
(川原 龍人/びぎねっと)