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セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2023.1」リリース
セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2023.1」が3月13日(現地時間)、リリースされた。
「Kali Linux」は、DebianをベースとしたLinuxディストリビューション。デジタルフォレンジックやペネトレーションテスト(侵入テスト)、リバースエンジニアリングなど、セキュリティ作業向けのLinuxディストリビューション。脆弱性診断、証拠保全・分析、負荷テストなどが標準の状態で可能となっている。
「Kali Linux 2023.1」では、「Kali Purple」と呼ばれるリソースのプレビュー版が収録された。「Kali Purple」は、エンタープライズクラスのセキュリティ知識に対応したリファレンス、防御ツール、スクリプトビルダなど、数多くのセキュリティ関連リソースが含まれる。また、「Python 3.11」へのアップグレードなど、複数の機能強化が加わっている。
「Kali Linux 2023.1」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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