オープンソース

「Fedora 37」リリース

Fedora Projectは11月15日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 37」をリリースした。

「Fedora 37」では、カーネルが「Linux 6.0」となったほか、デスクトップ環境に「GNOME 43」が採用されるなど、新しいバージョンのパッケージが積極的に取り入れられている。また、新しいポリシー「TEST-FEDORA39」がサポートされ、OpenSSL 1.1は非推奨になった。他にも、Raspberry Pi 4が正式サポートされるなど、複数の機能強化のほか、不具合の修正も施されている。

「Fedora 37」は、デスクトップ向け「Fedora 37 Workstation」、サーバ向け「Fedora 37 Server」のほか、エッジコンピューティング向け「Fedora IoT」、デスクトップ向けのカスタマイズがより詳細に加わっている「Fedora Spins」、特定機能に特化した「Labs」などに加え、クラウド版の「Fedora Cloud」と、自動アップデートコンテナ対応の「Fedora CoreOS」がラインナップされている。

「Fedora 37」は、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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