オープンソース

Microsoft、OAuthアプリケーションのサイバー攻撃への悪用が増加しているとして注意喚起

Microsoftは9月22日(現地時間)、OAuthアプリケーションのサイバー攻撃への悪用が増加しているとして注意喚起を発表した。

この注意喚起によると、多要素認証が有効になっていないハイリスクなアカウントに対してクレデンシャルスタッフィング攻撃が行われ、安全でない管理者アカウントが侵害されてExchangeサーバに侵入されたという。クラウドテナントへの不正アクセスによって、攻撃者は悪意のあるOAuthアプリケーションを作成し、メールサーバに悪意のあるコネクタが付加されたと見られている。

Microsoftは、OAuthアプリケーションの悪用が増加していると注意を呼びかけている。OAuthアプリケーションの悪用方法として同意フィッシング攻撃が挙げられており、サイバー攻撃者が、コマンド&コントロール(C2)通信、バックドア、フィッシング、リダイレクトなど様々な攻撃に悪用しているとしている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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