オープンソース

メールクライアント「Sylpheed 3.0安定版」リリース

国産のメールクライアント&ニュースリーダ「Sylpheed」の最新安定版、「Sylpheed 3.0」がリリースされた。

Sylpheedは、GNU GPL (ライブラリ部分は GNU LGPL) に従って配布されており、ライセンスに従って自由に利用・改変・再配布が可能。GUIツールキットにGTK2を使用することで、フォントのアンチエイリアス表示や、αブレンディングを利用したアイコンの表示など、美しい表示を実現している。

「Sylpheed 3.0」は、5年ぶりのメジャーアップデートリリースとなる。同バージョンよりマルチスレッドに対応し、メール受信・振り分けなどの操作中にも他の操作を行えるようになった。また、APIを公開し、第三者がプラグインの開発を行えるようになった。その他、アドレス帳機能の強化など機能向上やバグフィクスが多数施されている。

「Sylpheed」は、Webページから無償でダウンロード・利用可能。

(川原 龍人/びぎねっと)

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