オープンソース

ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.6.2/3.4.12」リリース

Wireshark Foundationは2月10日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.6.2/3.4.12」をリリースした。

Wiresharkは、Ethrealを前身とするネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるオープンソースのソフトウェア。

「Wireshark 3.6.2」では、複数のディセクタで大規模ループが発生する危険のある脆弱性など、6件の脆弱性が修正されている。また、不具合やプロトコルのアップデートへの対応なども施されている。同様の脆弱性が「3.4」系列にも存在していたため、同日付で脆弱性を修正した「3.4.12」もリリースされている。なお、「3.0」系列、「3.2系列」はサポートが終了しているため、ユーザは「3.6系列」への移行が推奨されている。

「Wireshark 3.6.2/3.4.12」は、Windows版、Linux版、BSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。「Wireshark」はWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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