オープンソース
Mozilla、メールクライアント「Thunderbird 3.0」をリリース
Mozilla Corporationは12月8日(現地時間)、電子メールクライアント「Thunderbird 3.0」を発表した。
Thunderbirdは、柔軟なカスタマイズ性を持つメールクライアント。RSSおよびニュースグループクライアントも備える。POPとIMAP双方のプロトコルをサポートし、HTML形式のメールにも対応している。RSS リーダー、ニュースグループリーダーも兼ね備えており、迷惑メールフィルタ、フィッシング詐欺対策など様々な機能を持っている。
Thunderbird 3.0は、Gecko 1.9.1.5エンジンをベースとして採用しており、大幅なソースコードの書き直しにより構成の簡素化が図られ、パフォーマンスと安定性を向上させてある。その他にも、メッセージのタブ表示、検索エンジン「Gloda」による検索機能の強化、終了時の状態記憶、ユーザビリティの向上など、多くの改善が施されている。Gmailにおける英語以外の言語へも対応が強化されている。
Thunderbird 3.0は、Windows版、Linux版、Mac OS X版が用意されており、それぞれWebサイトからダウンロードすることができる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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リリースノート(日本語訳)