オープンソース
GUIツールキット「Qt 4.6」リリース
Nokiaは12月1日(現地時間)、オープンソースのGUIツールキット「Qt 4.6」のリリースを発表した。
Qtは、C++で書かれたオープンソースのクロスプラットフォームUI・アプリケーション開発フレームワーク。デスクトップ環境KDEの中核を担うツールとしても広く利用されている。
最新版の特徴は主として、対応プラットフォームの増加、グラフィック機能の強化、マルチタッチ対応の3つとなる。
「Qt 4.6」では、新たにSymbianプラットフォームをサポート。Windows 7やMac OS X 10.6 Snow Leopard、Maemo 6もサポートした。新機能として「Animation Framework」が採用されたほか、半透明/ドロップシャドウといったグラフィックエフェクトも追加された。その他にも入力手法が増強されている。
Qtには無償版と商用版があり、無償版はWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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