オープンソース
「Apache OpenOffice 4.1.10」リリース
Apache Software Foundationは5月4日(現地時間)、オープンソースのオフィススィート「Apache OpenOffice 4.1.10」をリリースした。
OpenOffice.orgは、StarDivisionによって開発されたStarSuiteをベースにしたオフィススイート。StarDivisionは1999年にSun Microsystemsに買収され、OpenOffice.orgは2000年にオープンソース化。2010年にOracleがSunを買収した後はOracleの下で開発が進められていた。2011年6月には、OpenOffice.orgはOracleがApache Software Foundation(ASF)に寄贈、その後Apacheインキュベータープロジェクトとなった。
「Apache OpenOffice 4.1.10」では、HTTP/HTTPSではないハイパーリンクを開く際に安全を確認せずインターネット上のファイル共有にホストされている実行ファイルを起動してしまう脆弱性が修正されている。その他にも、リンクを開く際にセキュリティダイアログが表示されるようになった。
「Apache OpenOffice 4.1.10」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
OpenOffice.org
リリースアナウンス
リリースノート