オープンソース
「Python 3.9.5/3.8.10」リリース、「3.10.0 Beta1」も
Python Software Foundationは5月3日(現地時間)、オープンソースのスクリプト言語であるPython 3.9/3.8系列の最新版「Python 3.9.5/3.8.10」、およびを次期版のベータ版「3.10.0b1」をリリースした。
「Python」は、UNIX系OS、Mac OS、Windowsで動作するオブジェクト指向のスクリプト言語。Cライクな構文が採用されており、豊富なライブラリが用意されている。
「Python 3.8.10」は、「3.8系列」の最後のメンテナンスリリース。このバージョンをもって「3.8系列」は脆弱性の修正のみが取り込まれる。ユーザには「3.9系列」への移行が推奨される。「Python 3.9.5」では、複数の機能強化および脆弱性の修正などが施されている。「Python 3.10 Beta1」は、正式リリース前の段階にある「Python 3.10」のベータリリース。新機能のテストおよびバグフィックスなど目的で提供されるバージョン。本番環境への導入は非推奨となっている。
「Python 3.9.5/3.8.10」は、Webサイトから無償でダウンロード・入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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