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WindRiver、5G向けクラウド基盤「WindRiver Studio」を発表 組み込みOSから事業領域を拡大
WindRiverは、5G向けエッジコンピューティングプラットフォーム「WindRiver Studio」の提供を開始した。
「WindRiver Studio」は、ミッションクリティカルな産業用途に対応できるエッジ向けのソフトウェアプラットフォーム。米国の携帯電話事業者・ベライゾンで5Gの仮想化ネットワーク構築の基盤として利用された実績をもつ。アプリケーション実行やインフラの管理を行う「Operator Capabilities」と、開発ワークフローを管理する「Developer Capabilities」の2つの要素から構成されている。
「WindRiver Studio」では、低遅延のIT基盤を構築でき、かつAWなどのパブリッククラウド、OpenStackやVMware vSphereなどで構築したプライベートクラウド、Kubernetesのコンテナ環境などを包括的に管理・運用することができる。製造ライン上のロボットの制御、複数のセンサーやカメラを使用する管理などが要求される産業用途での採用を目指すとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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