オープンソース

ビルドツール「Gradle 6.8」リリース

Gradle.orgは1月9日(現地時間)、オープンソースのビルドツール「Gradle 6.8」をリリースした。

Gradleは、Java向けのビルドツール「Ant」などの特徴を取り入れ、かつ、シンプルなビルドルールが記述できる「Groovy」を同梱したソフトウェア。独自のメタプログラミング機能や省略記法などを利用して、設定を簡潔に記述できるようになっている。Java、C++、Pythonなどの言語に対応しており、さまざまなプラットフォーム向けのコードが記述できる。

「Gradle 6.8」では、Kotlin DSLに強化が加わっているほか、メモリの利用効率も強化されるなど、さまざまな機能強化および安定性の向上が施されている。

「Gradle 6.8」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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