オープンソース

3Di、Webブラウザ上で3D空間を表示・操作できる独自開発ビューア技術のオープンソース化を発表

3Diは9月30日、Webブラウザ上で3D空間を表示・操作できる、OpenSim対応の独自開発ビューア技術のオープンソース化を発表した。。

この取り組みは、オープンソースプロジェクト「3Diビューア“Rei”」の立ち上げ、という形で開始される。「3Diビューア“Rei”」は、3Diが商用版として提供している3Di OpenViewerと同じコア技術を使用したオープンプラットフォームを、開発者向けに公開・提供する。

一般的に仮想空間やメタバースと呼ばれるコミュニケーション型3D空間は独自技術によるものが多いため、誰でも幅広く利用できる状態に至っていない。今回オープンソース化する技術は、Webページへの埋め込みが可能となっており、Webコンテンツに簡易に3D空間を取り入れられるようになるという。

同技術は、開発者向けに、プロジェクトのWebサイトを通じてBSDライセンスで無償提供される。このプロジェクトは、3Dインターネット業界の標準化および活性化を目指すという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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プレスリリース
3Diビューア“Rei”オープンソースプロジェクト