オープンソース
ネットブック向け「Moblin 2.0」のベータ版公開
ネットブック・ネットトップなどのモバイル向けOS「Moblin 2.0」のベータ版が、9月23日(現地時間)に提供開始された。
Moblinは、インテルが開発を開始し、現在はThe Linux Foundationが主導で開発を進めているLinuxディストリビューション。省電力機能の向上や軽量化により、Atomプロセッサなどのモバイル機器向けに最適化されている。「Moblin 2.0」では、小型スクリーン向けに最適化したユーザインターフェイスを搭載している。、またAtomが持つ機能を生かして、バッテリ駆動時間の延長も図られている。
Moblin 2.0ベータ版は、Atomアーキテクチャで動作し、現在Acer Aspire One、Asus eeePC 901、1000H、Dell Mini 9、MSI Wind、Lenovo S10、Samsung NC10、HP Mini 1010および1120NRでの動作確認がとれている。
今回公開されたのは「Moblin 2.0」のベータ版であり、開発者向けのリリースとなる。今後、Moblin 2.0のベータ版は、バグフィクスなどを施しながら週一回アップデートが行われる。Moblin 2.0のベータ版は、Webサイトから無償でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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