セキュリティ

Check Point、新型コロナウイルス関連のドメイン名に関する危険性に注意喚起

Check Point Software Technologiesは3月5日(現地時間)、新型コロナウイルス関連のドメインは通常よりも悪意がある可能性が50%高いとする注意喚起を発表した。

同社は、今年1月から新型コロナウイルスに関するドメイン名の登録が増加し、合計で4000を超えるドメインが確認されたという。また、これらのドメインのWebサイトのうち3%に悪意があり、5%が不審なものだとしている。具体的には、これらのドメインはフィッシング詐欺などに悪用されているという。

サイバー攻撃の手法として、その時々の話題やイベントに乗じてユーザの興味・注意を引くドメイン名を悪用し、フィッシングなどに悪用する手法はこれまでにも数多く確認されている。Check Pointはこのようなサイバー攻撃の被害を受けないよう注意を呼び掛けている(具体的には、未知の送信者から受信した電子メールに注意する、オンラインショッピングの際に正規のWebサイトから商品を注文していることを確認する、売り込みには注意をするなど)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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