オープンソース
Scheme実装「GNU Guile 3.0」リリース
GNU ProjectのScheme実装「GNU Guile 3.0」が1月16日(現地時間)、リリースされた。
「GNU Guile(GNU Ubiquitous Intelligent Language for Extensions)」は、インタープリタ、仮想マシンなどを備えており、POSIXシステムコールのモジュール拡張やAPL配列などの機能がオブジェクトライブラリとしてパッケージングされている。また、CやC++のプログラムの統合なども可能。
「Scheme」はプログラミング言語「Lisp」の方言のひとつで、静的スコープなどを特徴とする関数型・手続き型プログラミング言語。Schemeでプログラムを書くだけでなく、C/C++プログラムの統合も容易に行うことができる。GNU Projectの公式な拡張プラットフォームと位置付けられている。
「GNU Guile 3.0」では、JITのネイティブコード生成がサポートされるなどの機能強化など複数の強化のほか、安定性の向上が図られている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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