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会津若松市、OpenOffice.org導入を促進するドキュメントを無償公開

会津若松市は7月13日、同市が導入しているOpenOffice.orgについて、同市の取り組みを紹介するためのミニマガジン「オープンオフィスにしませんか?─会津若松市が導入した無償オフィスソフト─」を製作、公開した。

会津若松市では、市役所などでOpenOffice.orgの導入を進め、業務を行っている。2008年10月より、パソコンで文書を作成する際の形式を、国際標準規格であるオープンドキュメント形式に定め、運用を続けている。庁内では約840台のパソコンが稼動しており、その全てにオープンオフィスがインストールされている。

同市は今回、これまでOpenOffice.orgの導入にあたって、その取り組みの意味、取り組みの中で得られたノウハウについて、冊子形式にまとめた。OpenOffice.orgおよびオープンドキュメントに興味があるが、まだ使ったことが無いユーザ向けの冊子となっている。

同文書は、PDF形式とODF形式で、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で公開されており、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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