オープンソース

「LibreOffice 6.2.5」リリース

The Document Foundationは7月4日(現地時間)、「LibreOffice 6.2.5」をリリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。

「LibreOffice 6.2.5」はメンテナンスが中心となっているポイントリリース。100件以上の不具合修正が施されているため、「6.2系列」のユーザはアップデートが強く推奨される。「6.2系列」は、新機能を積極的に取り入れているパワーユーザ向けのリリースで、安定性を重視するユーザには「6.1系列」の利用を推奨している一方で、ニュースリリースには「LibreOffice 6.2.5」では十分な安定性を確保しつつあるとも記されている。

「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースアナウンス