オープンソース
Linux上でWindowsアプリケーションを動作させるソフトウェア「Wine 4.10」リリース
Wine HQは6月10日(現地時間)、x86アーキテクチャ上の LinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェアWineの最新版、「Wine 4.10」をリリースした。「開発版」としてのリリースとなる。
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、エミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
「Wine 4.10」では、複数のDLLがPE形式で新しく加わったほか、ドライバのインストールサポートの拡大など、複数の強化が図られている。
「Wine 4.10」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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