オープンソース

Linus Torvalds氏がLinuxカーネルのメンテナーに復帰

Linus Torvalds氏がLinuxカーネルのメンテナーに復帰した。

Linux 4.19のリリースを発表するメールの中で、Linux 4.19のリリースを主導したGreg Kroah-Hartman氏は「カーネルツリーをLinus氏の手に返す」と記しており、Linus Torvalds氏は一時的に休止していたLinux開発の統括に復帰することとなる。

 なお、Linus Torvalds氏はカーネルメンテナーに復帰することになるが、従来は安定版のメンテナーを務めていたGreg Kroah-Hartman氏が開発版にも携わることになるなど、開発の体制は復帰前と若干の変更が出る模様。また、新しいLinuxカーネル開発の行動規範(Code of Conduct:CoC)も導入される。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
LKMLのメール(Linux 4.19の発表)