オープンソース

「LibreOffice 6.1.2」リリース

The Document Foundationは9月27日(現地時間)、「LibreOffice 6.1.2」をリリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。

「LibreOffice 6.1.2」は、不具合の修正や安定性の向上が主になっているリリース。「LibreOffice」は現在、新機能を積極的に盛り込んだ「最新版」の「6.1系列」と、企業などでの利用を想定し安定性を第一に考えた「安定版」の「6.0系列」が提供されており、「LibreOffice 6.1.2」は「最新版」のメンテナンスアップデートリリースとなっている。「6.1系列」は同月上旬にもポイントリリース「6.1.1」がリリースされているが、今回のリリースも約70件の修正が施されており、ユーザはアップデートが推奨される。

「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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