オープンソース
あくしゅ、自動でサーバ数を増減させるクラウドコントローラ「Wakame」リリース
あくしゅは4月22日、自動でサーバ数を増減させるクラウドコントローラ「Wakame」をリリースした。
Wakameは、Rubyで記述された、ネットワーク構成を自動でマネジメントするエンジン。どのようなシステムでも、負荷が高くなると、ネットワーク構成にサーバを追加して増強するという手順をすべて自動化し、的確なタイミングでサーバ数をマネジメントするという。
Wakameのメリットは以下の通り。
(1)計画的にサーバ台数を調整するため、無駄なサーバを削減することができ、「サーバ費用の大幅削減」を実現できる
(2)将来的にサーバ台数を増やす必要が生じたときのために、最初から将来に備えた構成で、サーバ1台からシステムを開発できる
(3)仮想化技術により、同じネットワーク構成を再利用することができる。このため、開発者はネットワーク構成について繰り返し悩む必要がなく、一度調整してしまえば、あとはコピーすれば即座に利用できる
Wakameはオープンソースで公開されており、Webサイトからダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ブログによる紹介記事