オープンソース
Dnsmasqに複数の脆弱性
「Dnsmasq」に複数の脆弱性が発見された。
「Dnsmasq」は、DNSサーバのフォワーダとDHCPサーバの機能、DNSキャッシュサーバ、TFTPサーバ機能を合わせ持つソフトウェア。Googleによって開発されており、UbuntuなどのLinuxディストリビューションやコンシューマ向けルータなどで利用されている。
今回発表された脆弱性は、ヒープベースのバッファオーバーフロー (CVE-2017-14491、CVE-2017-14492)、スタックベースのバッファオーバーフロー (CVE-2017-14493)、情報漏えい (CVE-2017-14494)、無制限なリソースの消費(リソース枯渇、CVE-2017-14495)、整数アンダーフロー (CVE-2017-14496/CVE-2017-13704)。悪用されると、リモートから任意のコード実行、情報の漏えい、DoS攻撃を受ける危険など。
これらの脆弱性を修正した「Dnsmasq 2.78」がリリースされており、ユーザは早急なアップデートが強く推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
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