オープンソース

ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 2.4.5/2.2.13」リリース

Wireshark Foundationは2月23日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 2.4.5/2.2.13」をリリースした。

Wiresharkは、Ethrealを前身とするネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるオープンソースのソフトウェア。

「Wireshark 2.4.5」は、「2.4」系列の最新リリース。「Wireshark 2.4.5」では、複数の脆弱性の修正が施されている(2.2.13でも同じ修正が施されている)。今回修正された脆弱性の中には、悪意のあるユーザが不正な形式のパケットを挿入したり、Wiresharkをクラッシュさせる危険があるものもあるため、ユーザはアップグレードが強く推奨される。

「Wireshark 2.4.5/2.2.13」は、Windows版、Linux版、BSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。「Wireshark」はWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート