オープンソース
「LibreOffice 5.4.5/6.0.1」リリース
The Document Foundationは2月9日(現地時間)、「LibreOffice 5.4.5/6.0.1」をリリースした。
「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。
従来のバージョンの表計算ソフト「Calc」において、「WEBSERVICE」関数でURLに「file://」を指定することが可能になっており、これを悪用すると外部からローカルデータを盗み見される危険があった。「LibreOffice 5.4.5/6.0.1」ではこの不具合が解消されており、ユーザはアップデートが推奨される。
「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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