オープンソース
オープンソースソフト開発プロジェクトとIT企業が「OSCJ.net」を立ち上げ
日本を代表するオープンソースソフトウェア(以下OSS)プロジェクトであるProject BlueQuartz、Ninja-VA、 Seasar プロジェクト、uClinux for H8 と、OSSを支援するIT企業7 社が、OSS の普及啓蒙とソフトウェアの技術・産業の発展を目的として、OSCJ. net (Open Source Collaboration Joint Network)を立ち上げ、活動を開始した。
海外では、Apache Software FoundationやEclipse Foundationなど、OSSコミュニティとOSS 支援企業が連携してグループを設立し、OSS 開発基盤の提供や情報受発信を行っている。 日本語対応という独特の要求がある日本国内のOSS開発においても、開発基盤や情報受発信が行える環境が望まれており、そのようなニーズに応えるグループとして、OSCJ.netが立ち上がった。
OSCJ.netでは、ソフトウェア開発基盤 、ソフトウェア開発プロジェクト向けサーバハウジング、オープンソース関連情報、ソフトウェア開発プロジェクト運営支援などのサービスを提供することにより、日本におけるOSS開発コミュニティの活性化に貢献する。支援企業は、グルージェント、CollabNet, Inc.、コンポーネントスクエア、テックスタイル、テンアートニ、日本 SGI、びぎねっとの7社。
OSCJ.net の運営は、運営委員会、事務局、アドバイザリーボード、協力団体が行う。OSCJ.net は今後、同団体を支援する国内外のOSS 開発プロジェクトや有力企業のの数を増やしていく予定。
(川原 龍人/びぎねっと)