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Linux操作の基本

第3回 ファイル操作の方法(1)

Linuxでは、全てのプログラムおよびデータは「ファイル」の形で管理されています。ファイルは、階層構造になった「ディレクトリ」に分類されて収められています。ディレクトリはファイルを収める袋のようなもので、ファイルと、さらに他のディレクトリがその中に収められる格好となっています。ここではディレクトリの操作方法を解説します。

ディレクトリの表記方法

ディレクトリは「/」(ルートディレクトリ))を頂点とした階層構造となっています。この階層構造を表現するのには、「絶対指定」と「相対指定」の2通りの方法があります。

「絶対指定」は「/」を基点に書き表す方法であり、「カレントディレクトリ」(現在のディレクトリ)がどこであろうと絶対的な指定を行ないます。

例) /usr/local/bin
/home/tmiyahar/public_html

相対指定は現在のディレクトリを基点に書き表す方法であり、カレントディレクトリから相対的な指定を行ないます。

例)カレントディレクトリが/homeだった場合、絶対指定と同じディレクトリを指定するには ../usr/local/bin
./tmiyahar/public_html(あるいはtmiyahar/public_html)
「..」と「.」について

ディレクトリの表記において、「..」(ピリオド2つ)と「.」は特別な意味を表わします。
「..」は「親ディレクトリ」の意味で、カレントディレクトリよりも一つ「/」に近い上のディレクトリを表します。
「.」は「カレントディレクトリ」を表します。

ディレクトリ内容の確認

Linuxにログインすると、ユーザーのカレントディレクトリがそのユーザーのホームディレクトリとなります。ディレクトリにどのようなファイル、ディレクトリがあるかを確認するには「ls」コマンドを使用します。

例) [tmiyahar@beginet tmiyahar]$ ls
beginet.txt public_html/

名前だけのものがファイル、名前の後ろに/がついているのがディレクトリです。

lsコマンドにはいくつかのオプションがありますが、よく使うものをあげます。

-aオプション
-aオプションは、通常表示されない「.」で始まるファイル名のファイルも表示します。「.」で始まるファイルは、各種ソフトの設定ファイルであることが多いので、それらを確認したい場合などに使用します。

[tmiyahar@beginet tmiyahar]$ ls -a
./ .bash_logout .emacs .less .tcshrc beginet.txt
../ .bash_profile .exrc .qti18nrc .vimrc public_html/
.Xdefaults .bashrc .inputrc .rhosts .xemacs
.bash_history .elvisrc .lang/ .screenrc .xsession*

-lオプション
-lオプションは、そのディレクトリにあるファイルやディレクトリの、「パーミッション」や所有ユーザー・グループ、サイズ、作成日付などを表示します。

[tmiyahar@beginet tmiyahar]$ ls -l
total 8
-rw-r--r-- 1 tmiyahar tmiyahar 3525 Feb 20 15:30 beginet.txt
drwxrwxr-x 2 tmiyahar tmiyahar 4096 Feb 20 14:16 public_html/

一番左がパーミッション、3番目が所有ユーザー、4番目が所有グループ、5番目がサイズ、6番目が作成日付となります。

ディレクトリの移動

カレントディレクトリを移動するには「cd」コマンドを使います。引数として、移動先のディレクトリを相対指定あるいは絶対指定で指定します。

cd
  ユーザーのホームディレクトリに移動します。

cd /home
  絶対指定。/homeに移動します。

cd tmiyahar/public_html
  相対指定。/homeがカレントディレクトリだとして、
  /home/tmiyahar/public_htmlに移動します。

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