オープンソース

「LibreOffice 4.4.0」リリース

The Document Foundationは1月29日(現地時間)、「LibreOffice 4.4.0」を正式リリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススイートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューターの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOffice の開発に当たっている。

「LibreOffice 4.4.0」は、LibreOfficeの9つ目のメジャーアップデートリリース。PDFの電子署名への対応、メニューバーやツールバーなどが再デザインされ、ユーザビリティが向上している。内部的には、ユーザインターフェイスの改良が施されている。その他にも、いくつかのバグおよび脆弱性が修正されている。

「LibreOffice 4.4.0」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースアナウンス
リリースノート